ロシア(ウラジオストク)
ウラジオストク港 かつての軍港の緊張感は無く、
貨物船からは日本の中古車が次々と陸揚げされていた。
2003年6月1日 日本海上→ウラジオストク 走行 0km TOTAL 352km |
ロシアに上陸
朝起きたら船の前方に陸が見えた。船はやがてウラジオストクに着岸。 宿泊:ホテルベルサイユ US$150(ツインルーム) 【みどり日記】
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2003年6月2日〜4日 ウラジオストク(連泊) 走行 3km TOTAL 355km |
バイクを受け取る
月曜の朝、さっそく港へ行ってバイクの通関手続きに取りかかったのだが、実際にバイクを受けとるまで実に三日がかりの作業となった。だが、手続きのほとんどは船会社のイーラさんがやってくれたので自分がやることは税関で書類にサインを書くのと諸経費を払うときくらい。三日もかかったわけは、とにかく税関が混み合っていて待たされることが多かったため。それ以外は特に問題もなくバイクを受け取ることができた。 聞くと税関に来ている人はみんな日本から買ってきた中古車の輸入手続きで来ている人ばかり。港の方を見ると、自分たちが乗ってきた船のほかに、日本各地から中古車を積み込んで帰ってきた貨物船が何隻も着岸し、クレーンで次々と車を陸揚げしているのが見える。これでは税関が混み合うわけだ。 この三日間で気がついたのだがロシアでは主要なところでバリバリ働いているのは女性ばかり。船会社のオフィスで働いているのはほとんどが女性。我々の通関を手伝ってくれたイーラさんも女性だ。 通関手続きの途中、税関職員が我々の書類を紛失し、一時手続きが渋ったことがあった。そのときイーラさんのボスが出てきて税関に怒鳴り込んでくれたのだが、そのボスも女性だった。百キロ以上ありそうな体を支えるピンヒールが折れないか心配だったが、とんがったサングラスをかけ、携帯電話片手にビカビカのランドクルーザーを転がしている姿は実に頼もしい。 【みどり日記】 とにかく待たされた3日間だった。 保税倉庫にはブルータスのような大きなおじさんがいて、船荷証券を見せるとBIS(通関を手伝ってくれる旅行会社)へ行けと指示をしてくれた。そこで待たされたあげく、必要書類を作ったところで、「明日また来なさい。」 翌日は朝から事務所に行き、待ち続けて次は1時にまたおいでと言われ、そして税関に一緒に行ったかと思ったら、そこでも待ち続けた。また、出直して6時に税関に行くことになったが、結局その日は受け取ることができなかった。 そして3日目、税関に朝から行って、書類が出来上がったのはお昼頃だった。税関の書類さえそろえばあとはスムーズで、やっとバイクを受け取ることができた。ロシア初走行は、渋滞の街の中、結構緊張する。歩いていても、それほど人の目を引かなかったのに、バイクに乗り出したら、周りの視線が集まっているのを感じる。 ウラジオストックの女性はおしゃれです。働いている女性も、そんなカッコで仕事していていいの?と思うくらい、へそ出しルックだったり、ひらひらワンピースだったり。露出度も高い!パンツスタイルは、裾広がりのパンタロンがほとんど。やせている人でも胸が大きくて、弘行はソワソワ。 インターネットやFAX、コピー、電話などのサービスは一カ所にまとまっているので便利。料金は場所によるが、ウラジオストックホテルでは、インターネットが1時間100ルーブル、国際電話が、1分45ルーブル(現在、1ルーブルは4円くらい。)。駅前にあるオフィスでは、インターネットが1時間45ルーブルだったので、こちらの方が安い。逆に1泊目のベルサイユホテルは、1時間US$10ととても高いうえに、日本語環境になっていなくて、使いものにならなかった。
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